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自己紹介
某企業で研究に従事しています。縁あってアメリカで研究しています。
年齢:長嶋さんの背番号(たぶん) 性別:男 性格・キャラクタ :普通・・・のはず 趣味 :読書、フットボール観戦、お笑い番組を見て馬鹿笑いする。 主義:ノンポリ。譲れないものはあるかもしれない。 主張:自分は常識人だと思う。 自分の生活について思うこと :「ヒマだけど退屈していません」 好きな食べ物 :子供がすきそうなものが今でも好き。 嫌いなもの :嫌いと言える立場にない。 興味のあること :節操無く好き。八方美人ではない(使い方が違う) ブログ歴:5年経ってますな このサイトで書かれたことが本当かどうかは責任持ちません。ただ、自分では「本当だろう」と思っています。確認をとったわけではありません。 検索
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2006年 12月 31日
こんにちは。
ブラインドの掃除をしたktatchyです。 疲れた…。出窓にブラインドがぶら下がっているのですが、出窓なんで狭いの何の…。膝が痛い…。一生懸命掃除しましたが、かえって汚くなったような気がします。取りきれていないところが余計に目立つようになって。これなら全部ホコリだらけの方が良かった…。 ということで、今日は大晦日です。大晦日と感じるのは、家族が忙しく動いていることと、テレビが大晦日と言っていることからわかります。それ以外からはあまり感じません。 このブログを始めたのは今年の4/7だったと思いますが、雨の日も風の日も1日2回更新を心がけ、それはほぼ達成されたと思います。多くの方から「長い」「他にやることがないのか」「フットボールのネタは分かりにくい」等、様々な賞賛を受けて存続してきました。 来年、ktatchyは社会人になる予定です。そうなったらこのブログが継続するかどうかはわかりませんが、多分継続するはずです。辞める理由がとくにないので。1日2回更新は難しくなると思いますけど。 このブログを通して、知っている人、あるいは知らない人ともコミュニケーションしていければよいと思います。 ではみなさん、良いお年を。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-31 16:59
| 社会
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2006年 12月 30日
今日は高校時代の悪友達と忘年会。これで三連チャン忘年会ファイナルです。無事故、無違反、無粗相で乗り切りました。やっぱ楽しい飲み会はモーマンタイ(無問題)。
それにしても、もう年末だというのに街はもの凄い人でした(大阪)。ウジャウジャと…。一次会の後行くとこなくて…(さて、どこに行ったのでしょう?)。多くの方々が今年を忘れたかったのでしょう。合コンっぽい集まりもワンサカ見つけました。きっと忘れたいことが多かったのでしょう。 そういえば、今日イラクからフセイン大統領処刑のニュースが飛び込んできました。なんかエライ早い執行でしたね。日本のようにノッタリすることはないようです。 これでイラクはひとつの時代が終わったことになります。彼の行ったことの多くは非難されるべきことだったと思いますが、ヒトラーのそれのように、良いこともあったと思います。柳田さんが仰ったように、イラク人によって処罰を受けたというところが良かったとktatchyも思います。 さて、楽しい話題を考えましょう。 楽しいかどうかわかりませんが、年末になって歴史番組をよく目にするようになりました。年末年始は歴史モノがうけるのかもしれません。今日は「徳川の陰謀」というドラマの再放送を少し見ました。普通の視聴者が見て楽しいのだろうか、と思わないでもなかったですが。 大河ドラマを見ていると、どうしても「戦国モノ」の方が評判が良いようですね。戦国大名を採り上げたドラマは高視聴率を取るようです。平和な時代のドラマとなると、政治的駆け引きばかりがクローズアップされますので、好きな人は好きでしょうが、嫌いな人は嫌いだと思います。見向きもしないでしょう。かといって、人々の日常を延々と1年に渡って描いてもねぇ…。 宮本武蔵を採り上げると数字が取れるようですが、こないだのは取れませんでしたね。だいたい、宮本武蔵の生涯を書いたら数ページで終わるそうです(資料のみを基にすると)。なので、面白い作になるかどうかは脚本、役者の能力に依存するわけで、まあ失敗したのかなと…。 剣豪の一生を採り上げるのであれば、どうでしょう、柳生一族などを採り上げると面白いかもしれませんね。柳生石舟斎が興したという柳生新陰流は、柳生宗矩の時代に一気に普及したようです。彼が江戸幕府の老中(専務みたいなもんですか)に登り詰めたことがその影響力を物語っています。個人的には無手勝流の塚原卜伝を知りたいですね。上泉信綱も良いですね。あんま知らないし。 個人的には、画家を採り上げても面白いかと思います。狩野一門や長谷川等伯、雪舟も面白いかもしれません。数字は取れないと思いますが…。一休宗純でも良いです。『一休さん』があれだけ人気なんだし、数字は取れるでしょう。 どうでもいいエントリでした。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-30 23:59
| 趣味
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2006年 12月 30日
こんにちは。
冬休み2日目のktatchyです。 あー、飽きた。違うフレーズを考えることにしましょう。 今日も忘年会。一応ラストです。明日は大晦日ですし。しかも「絶対に笑ってはいけない」シリーズがあるというではありませんか!!見なきゃいけないでしょう(義務)。 それにしても、いったい何回年を忘れないといけないのでしょう…。 今日はフットボール・ヨーロッパを振り返ります。 なんといっても、イタリアの「カルチョ・スキャンダル」ということになるでしょう。イタリアのみならず、ヨーロッパに激震を引き起こした一大事となりました。主にユベントスの首脳陣が審判を買収し、というか圧力をかけ、試合結果を操作しようとしていたことが明るみになり、ユベントスはクラブ史上初の2部リーグ落ちとなりました。他にラツィオ、フィオレンティーナ、ACミランも勝ち点減のペナルティを受け、そのせいか知りませんが、ミランは絶不調に陥っています。 この事件が国外に波及した理由は、簡単にいうとユーベの選手が国外に流出した、あるいは国内のトップクラブ(インテル)に移籍したからです。イタリアのトップ選手が国外に出る、というのは前代未聞に近い出来事でして、セリエAの地盤沈下を印象付ける出来事となっています。それだけに、昨夏のW杯でイタリアが優勝を飾ったことは、ある意味パラドクスというか、皮肉というか…。 結果として、期待を裏切ることにかけては世界屈指の名門、インテルミラノはリーグで首位を独走しており、ある意味期待を裏切っています。まあ圧倒的な戦力をベースにしていますので、どんなヘボ監督が采配を揮っても優勝できそうな気がします。今シーズン優勝できなかったら、次に優勝できるのは負再びスキャンダルが起こったときかもしれない…。 イングランドでは、マンチェスターユナイテッドが復権を果たし、チェルシーと熾烈なデッドヒートをリーグ戦で繰り広げています(3位以下が引き離されすぎ)。マンUは今夏特に補強をしたわけではなく、はっきり言うと何もしていないのですけど、なのにチームは首位に立っています。各プレーヤーが急激に成長したのでしょうか。ただ、もとがもとだけに、特に前線の選手層はお世辞にも厚いとは言えず、ラーションを期限付きで補強したとはいえ、不安は残るでしょう。強力な選手層をバックに3連覇を狙うチェルシーと終盤まで戦い抜くには、1月の移籍市場で動く必要がありそうです。 フランスでは、早くもリヨンが2位以下に15ポイントも差をつけ、6連覇に早くも当確マークがついています。今やリヨンに勝てるクラブ、覇権を争えるクラブは国内に皆無です。情けない…。フランスリーグの地盤沈下が心配です。 これまで絶対王者だったバイエルンを抱えるブンデスリーガですが、今シーズンは稀に見る混戦になっています。理由は、単にバイエルンが勝てなくなったということに尽きる気がしますが。バイエルンはいま世代交代の過渡期にあり、状態が安定していません。そんな中でも首位争いを繰り広げるところはバイエルンらしいですが、ブレーメン、シャルケ、シュツットガルトといったところの頑張りにより、非常に面白くなっているようです。ブレーメンの強さが大変目立つようになってきているので、この混戦は最後まで続きそうな勢い。 同じく混戦模様なのがリーガ・エスパニョーラ。ここ数シーズンはバルサの天下、それに対抗するマドリーという構図だったのですけど、今シーズンはここにセビージャ、アトレティコマドリー、サラゴサといったクラブが絡み、非常に面白くなっています。バルサの失速、レアルの復活も理由ですが、いま一番伸び盛りのセビージャなど、中堅クラブが頑張っていることも重要な要素だと思われます。バルサが調子を上げていますけど、このクラブの場合はなんといっても疲労が問題ですので、ここも最後までもつれそうなイキオイです。 結局何を言いたかったのかわからないエントリになりましたが、とりあえず来年もフットボールから目が離せません。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-30 16:05
| フットボール
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2006年 12月 29日
こんにちは。
冬休み一日目のktatchyです。 この感じで何日目まで続けるのか…。続けないだろうなあ。 二日酔いの影響など全くなく起床(そもそもそんなに飲んでいない)。 雪降ってるジャン!! 異様に寒い…。ktatchyの部屋には「大して暖かくないヒーター」がありますが、こいつの能力を超えてしまっています…。ネコはコタツで丸くなりますが、ktatchyは布団の中で丸くなります。 さて、今日は何を振り返りましょうか…。 社会を振り返りましょうか。 今年は「格差社会」が殊更クローズアップされた年だったと思います。景気が上向いているのに、なんでそれを一般庶民が実感出来ないのか、実に不思議です。まあ、ktatchyはまだ社会人ではないので、なんともいえませんが。 お金なんてものは、所詮日本銀行が発行した紙切れ以上の価値は無いのですけど、世の中ではそれが全てに優先するかのような言われ方をすることもあります。「ウン億円」とか言われても、ktatchyは見たことも食べたこともないので、実感が湧きません。100万円で1cmでしたっけ?ってことは一億円で1mってことですか?ホントかなあ…。あまり興味はありませんが。 「男たるもの、デッカイ家に住んで、高級外車を乗り回して、夜な夜な豪遊するのが夢だ」ってイメージがあるのかないのか知りませんが、少なくともktatchyにはそんな理想は無いですね。実現しようと思ったこともないし、夢に抱いたこともないです。広い家は掃除が大変そうだし、車は小回りのきくサーっと走るものが好きだし。そもそも、金持ちになりたいのなら明らかに選ぶ職業を間違っています。 近年では、生活すること自体が難しい状況に追い込まれている人間と、通常人の人生を数回繰り返せそうな生活を送っている人間とがずいぶんとクローズアップされているような気がします。それ専門のテレビ番組とかありますしね。問題提起をしたいのか、あるいは「頑張ればああなれるんだよ」「あんな風になりたくなかったら、頑張るんだよ」と言いたいのか、番組の意図を測りかねる感じです。 なんだかまとまりのない内容になりつつありますが(困った)、前も述べたとおり(多分)、日本は近年急速に社会構造が欧米化、いやアメリカ化しているような気がします。グローバルな観点で活躍していかなければ、特に企業人は生きていけないようにはなっていると思うのですけど、ではグローバルスタンダードがアメリカの構造なのか、と考えれば、「それは違うんじゃないのか?」とktatchyは思います。日本には1500年くらい(飛鳥時代から逆算)をかけて培われたメンタリティや文化があるわけで、欧米の文化に順応する必要はあるとは思いますが、それは日本のそれを否定することにはつながらないと思います。今の日本は、欧米のやり方に方法論として順応しようとしているわけですが、個々人のメンタリティや意識はついていけていない、そんな感じです。そこに無理が生じ、グラグラしている個人が増えているのではないか、と思います。大切なのは、日本独自のメンタリティを維持しつつ、欧米の流れをある程度取り入れることでしょう。成果主義が破綻している会社が増えつつあるそうですが、成果主義は日本のメンタリティには合わなかったということでしょう。 今年最も売れた本は藤原正彦氏の「国家の品格」だそうです。多くの日本人が「いまの社会は間違っているんじゃないのか?やっぱ日本人らしさを見つめ直さないといけないんじゃないのか?」と思っている証拠なのかもしれません。この本に書かれていることに諸手を挙げて賛同する気にはなりませんが、流れとしては正しいとktatchyも思っています。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-29 15:25
| 社会
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2006年 12月 28日
こんにちは。
仕事納めのktatchyです。 今日で一応の仕事納めになります。昨日で仕事自体は終了しているんですが(その証拠に今日は何一つやっていない)、今日が本年最後の登校日になります。 ボスにも年末のご挨拶を完了。こういうことには義理堅いktatchyです。 Y先輩が来訪されました。お元気そうです。まあ、頻繁にメールのやりとりをしているのであんまり「久しぶり感」もないのですけど。でも、実物と手紙では当然印象が少しは変わります。 今日は何を振り返りましょうか…。W杯を振り返りましょう。 今日「とくダネ!」を見ていますと、今年印象を受けたスポーツランキング第5位に「中田英寿引退」がありました。「おいおい、W杯自体じゃないのかよ!」と思ったのはktatchyだけでしょうか。 2006年W杯・ドイツ大会は大盛況のウチに幕を下ろしました。大会は大成功だったと言って良いと思います。この理由はホストカントリーであるドイツ代表の躍進を抜きにしては語れません。大会前は多くの国民が「史上初のホスト国予選リーグ敗退になるのでは?」と心配していたドイツ代表。ふたを開けてみれば第3位という、ホスト国としての責任を十分に果たした結果となりました。また、近年不甲斐ないパフォーマンスに終始していたドイツ代表がハイパフォーマンスを披露したことも少なくない驚きでした。開幕前まで非難しか受けていなかったクリンスマン監督が大会後絶賛の嵐に迎えられたことは言うまでもありません。 大会自体は、あまりサプライズのないものだったと思います。強豪といわれる国が順当に勝ち進み、最終的には「リアリズムの権化」イタリア代表が優勝したわけです。 ポジティブな驚きとしては、不世出のファンタジスタ、ジネディーヌ・ジダンのラストダンスが挙げられるでしょう。05-06シーズン、ほとんど良いところを見せられなかったジダン。「もう終わった選手」とも言われました。実際、グループリーグでのジダンのパフォーマンスはとてもではありませんが高評価を与えられるものではなかったはずです。 しかし、決勝トーナメントからは別人のようなハイパフォーマンスを披露し、「世界最高のファンタジスタ復活」を多くのファンに強烈にアピールしました。それだけに、頭突きでキャリアの終焉を迎えたのは残念な限りです。 ネガティブな驚きとしては、やはりブラジル代表の早期敗退でしょう。史上最強のセレソンと言われたブラジル代表ですが、その圧倒的な強さを見せたのは日本戦のみで、結局低調なパフォーマンスから抜け出せないまま大会から姿を消すことになりました。 この大会で「ジダンから世界最高の称号を譲り受ける」はずだったロナウジーニョは、「大舞台に弱い」という、前から言われていたネガティブイメージを再確認させただけに留まりました。彼がジダンと並び称されるプレーヤーになるのは、あと4年はかかることになるのでしょうか。 セレソンの敗退は、「いくら個の力がずば抜けていても、組織として機能しなければフットボールは勝てない」ということを改めて世界に示しました。日本代表は「いくら組織がしっかりしていても、個の力がなければ勝てない」ことを証明しました。要は、近年頻繁に言われている「組織力の重要性」を再確認した大会になったと言えます。多くのレジェンドが「今大会は見るべきものがなかった」と大会後に言いましたが、86年のマラドーナのような、「個の力で勝つフットボール」を我々が目の当たりにすることは今後無いのかもしれません。 この大会を経て、欧州では06-07シーズンへと突入していきます。これを振り返るのはまた次の機会に。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-28 14:30
| フットボール
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2006年 12月 27日
安倍政権、不祥事続きですね。行革担当大臣が辞任したようです。ちょっと見ないうちに大臣が一杯出てきていますけど。ホンダ教授といい、なぜこう次から次へと不祥事が出てくるのか。隙だらけの内閣ですね。総理がしたことって「中韓と少し仲直りした」ぐらいですよね。それ以外になにかしましたっけ?ネガティブなことは山ほどやっているような気もしますけど。
短期政権かなあ…。来年は「有言実行」の年にするそうですが、どうとでも解釈できることしか言わないんじゃ、有言実行もへったくれもない気がします。 ということで、今日は何を振り返ろうか…。フットボールネタは温存しておいて、研究ネタでも。 今日東大の某有名教授、助手が懲戒解雇を受けました。阪大でも懲戒解雇がありました。早稲田では研究資金の不正流用が発覚しました。 こういった事態を受け、文科省はガンジガラメな制度を再構築し、ただでさえガンジガラメな研究がさらにやりにくくなったような気がします。日本のアカデミック、基礎研究に未来はあるのだろうか、と思える一年でした。 先日ある人と話していたとき、何の話だったか忘れましたけど、とにかく「そんなことわかってどうするの?」という話になりました。サイエンスに興味の無い人にとっては、冥王星が惑星じゃなかろうが、コモドドラゴンが単為生殖しようが、地表の構造が詳細にわかろうが、細胞がどう分裂しようが、知ったこっちゃないわけです。「何の役に立つの?」という指摘を受けると、基礎研究に携わる人間は言い返すのが難しいわけです。「役に立たないことはしちゃいかんのか??価値観なんてみんなちがうんで無いの?」と言いたいですが、言ったら言ったで「価値観が違うから役に立つ、立たないって人によって違うと思うんだけど」と言い返されれば「ぐぅ」としか言いようがないので、何も言えないかもしれん。ノーベル賞取らないと無理だろうなあ…。ラスカー賞とか知らない人は知らないし。そういえば、文科省に提出する書類、学会賞とノーベル賞って同じところに記入するらしいです。同じなんか、ノーベル賞と学会賞は。 そんな環境でサイエンスフィクションなどやられた日には、ますます信用がなくなるわけですね。 サイエンスだけでなく、日本における「知」の価値を再考せざるを得ない年でしたね、今年は。これを端的に表しているのが「未履修問題」になるような気がします。あれは文科省の政治的意図丸出しな事件だったと思いますが、生徒も「受験にいらない科目は必要ない」って発言するわけですから、救いようがあるのかないのか、よくわかりません。ないのだと思いますけど。人の幸不幸には不思議なくらい関心を示すのに(色恋沙汰、バッシング等)、なぜ教養には関心を示さないのだろう。色恋沙汰いっぱいあるぜ?万葉集とか源氏物語とか、多くの古典は色恋沙汰ばっかりだぜ?何、イメージがわかない?わかないだろうなあ。「源氏物語は日本が世界に誇る文学作品です」と教える先生はいても、「光源氏はロリコンで女ったらしで、母親(義母)や自分が育てた娘にまで手を出したんだよ」って教える先生はいないだろうなあ。 教育の意味を再考せねばならない年、2006年はそう振り返るべき年だったのでしょう(各論は多分色々なエントリで書いたのでスルー)。 明日は偉大なるY先輩が来訪予定。昼前に行こうかな、ラボに。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-27 22:28
| 社会
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2006年 12月 27日
こんにちは。
もう帰ろうかと思うktatchyです。 することがない。今日の業務は5分で終わった…。後輩の誰かにさせれば良かったけど、いまktatchyがやっていることを知っている後輩が一人もいない…。まあ、この5分間の業務によって、2006年のお仕事は完了です。ほんと、何も残っていません。「公聴会の準備は?」「卒業の準備は?」等、実際にはすることがあったりしますが、先送りということで…。公聴会の準備の方は実はほぼ完成しているのですが、1回も通してやったことがないので、出来るかどうか不明です。 昨日は1回の更新に留まったわけですが、忘年会をしていました。学部時代の数少ない友人達との忘年会。今回は誰も遅刻せずお金を忘れず、平和に終わったと思います。 今年はあんまり忘年会無いかなあと思っていましたが、ここにきて数件入ってきています。昔は5日連続忘年会とかありましたが、最近は家庭を持たれた友人も増えているので、融通が利かないのでしょう。学生もktatchyくらいしかいないしね。家庭を持つとは自由を制限されることに他ならないのかもしれません。家庭を持っても徹夜で遊んでいる男も身近にいたりしますが…。 藤原さんと陣内さんが婚約を発表しましたね。別にどうでも良いのですけど、微笑ましい印象を受けました。陣内さんは究極の天然ボケキャラなのです。ネタの完成度を見るとにわかには信じられませんが。藤原さんはとても知的な女性みたいですが(ktatchyは『クイズ!紳助くん!!』の頃からよく知っているのです)、あの天然に惹かれたのかもしれません。 これを見て「俺にも藤原さんみたいな女性と結婚できるチャンスがあるかもしれない!」なんてオメデタイことは思いません。特別憧れもありませんね。何しろ、あまりにも現実と解離したお話なので。 たった今、後輩のKくんが内々定を戴いたという話を聞きました。いやあ、良かったですねぇ。越年交渉にならなくて。なかなか面白そうな会社だと思います。いや、ホント良かった。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-27 13:58
| 日常
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2006年 12月 26日
こんにちは。
2回昼寝したktatchyです。 今日は諸事情により早起きをしました。1時間半は早起きしたかなあ。最近遅起きなので。学校来たら助教授しかいませんでした。年末ですね、ホント。 実験をサクサクこなし、2時には全ての作業が終了しました。明日は10分あれば終わるでしょう。とっとと休みにしても良さそうな環境ですが、世間でいう「仕事納め」までは来ようと思っています。 年の瀬ですね。当たり前の話ですけど。今日は日本サッカー界を振り返ろうと思います。 今年はいうまでもなく「W杯イヤー」でした。ドイツで繰り広げられた、1ヶ月に渡る熱戦の数々。多くのフットボールファンの心を揺さぶったわけですが、日本代表がこの熱戦に参加することはついぞありませんでした。 はぁ。思い出しても悲しくなってきます。一戦目ではオーストラリア相手に精神的な脆さを露呈し(ハッキリ言ってあれが全てだったような気がします)、二戦目では実力差のあるクロアチア相手に勝てそうな試合を繰り広げたのに結局勝てず。おそらく後世まで語り継がれるであろう背番号13の選手のアウトサイドシュート。「なぜインサイドキックじゃないんだ?」「フェラーならギブスはめてたって決められた」「アウトサイドで蹴る方が難しい」等々、様々な賞賛の声が挙がったわけですが、彼の主張は 「突然ボールが飛んできたので…」 サッカー選手なんて辞めちまえ!少なくともストライカーなんて辞めちまえ! そして運命の第三戦、何をどう考えたって勝ちぬけ絶望的な状態で臨んだブラジル戦。この試合で日本は自分たちの手で初めて点を決め、先制しました。ところが、これがブラジルを本気にさせ、復帰したばかりのロナウドに2ゴール、極めつけはジュニーニョ・ベルナンブカーノにスーパーミドルを叩き込まれ(川口曰く「ボールが手前で消えた」)、世界トップとのどうしようもない差を感じて日本はドイツを去ったわけです。 中田ヒデ、高原、稲本、中村、小野など、おそらく日本代表史上最高のタレント達が年齢的に最も脂の乗った時期に迎えたW杯を、「世界との差を痛感するだけ」の大会に終わらせてしまった指揮官、そしてサッカー協会の責任は非常に重いと思います。あんまり責任取っているようには見えませんけど。この世代で世界に歯が立たなかったら、一体いつ歯が立つのか?そもそも4年後、日本はW杯に立つことが出来るのか? でまあ、失意の中で新監督オシムを迎えたわけですが、ある解説者曰く、「オシムは開始4分で前任者を追い抜いた」といえるチーム作りを行いました。日本独自の路線を歩む、それがオシム氏の主張なのでしょう。正しいと思います。育成から直していかないといけないと思いますので、おそらく結果が出てくるのはだいぶ先、もしかすると2010年には間に合わないかもしれませんが、ポジティブに考えていいんじゃないですかね。 そうそう、誰が呼んだか「和製アンリ」(ホンモノ見たことあるんだろうか?)こと伊藤翔選手がグルノーブルに入団するそうです。日本サッカー界からはこの入団劇(移籍劇とは言わないよな。高校生だし)に対して非難ともとまどいとも取れる声が挙がっているとか。曰く、「日本で育成した選手をいきなり海外に取られるなんて、国内サッカー界の空洞化に繋がる」ってことだそうです。なんか野球でも同じような話を聞いたことありますね。 なんといいますか、そんなに囲い込みたいなら「海外挑戦」とか「世界を相手に戦う」とか言わない方が良いと思いますが。才能ある選手であれば、海外でプレーした方が飛び級の成長が見込まれる気がします。言葉が通じない、プレッシャーが心身ともに厳しいなど、日本ではあまり味わえない感覚を若くして味わうわけですから、これくらい選手の成長に欠かせないものはないと思います。実際、最近では若くて才能溢れる選手が十代でヨーロッパに渡ることはザラです。多くのクラブが世界中にネットワークを張り巡らせ、才能ある若者をくまなく捉えるシステムを構築しています。伊藤くんはそれでアーセナルのお眼鏡にかなったわけです。ホコリに思って良いと思うんだけどなあ。 日本サッカー界も、本気で世界と戦う、あるいは世界基準に到達したいのなら、移籍システム等を世界のスタンダードにした方が良いと思うのだけど。する気がないなら、世界がどうのこうのって言わない方がいいです。恥ずかしいから。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-26 16:39
| フットボール
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2006年 12月 25日
明日から3日間、天気が荒れるらしいです。雨ですって。雪やないんやなあ。
この冬は暖冬なんだそうです。確かにねえ、最近雨はよく降りますが、雪はちっとも降りません。スキー場は戦々恐々としているのではないかと想像します。スキー場に全く縁のないktatchyは特にどうとも思いませんけど。 しつこいようですが、今日はクリスマスです。ジングルベール、ジングルベール、鈴が鳴るぅ~♪ 日本という国は、古来より自然信仰を基礎にしている民族でした。仏教が新羅、あるいは百済から伝来したわけですが、仏教が自然信仰に取って代わったのはご存知のように聖徳太子の頃のお話です。物部氏と蘇我氏の戦いですね。蘇我氏が勝ち、日本の国教として仏教が一気に普及していくことになります。 そもそも、日本という国はあまり単独の宗教が似合わない国であると推察されます。日本中に神様を奉る神社が点在していますが、全てが天照大神を奉っているわけではありません。スサノオだったり大国主命だったりするわけです。名前は違っても同一人物、ってこともよくあります。これらの神は日本書紀や古事記に登場するわけですが、こういった神々はその土地の特性を現していると言えるようです。製鉄がさかんだったらスサノオを奉る、みたいな。 その地方で信仰する対象が違う、そしてそれは仏教が普及した後もそれほど変わらなかったようです。御上が「仏教を敬え」とギャーギャー喚いても、完全に普及したとはいえないようです。 浅はかなktatchyの知識を紐解くと、日本が一つの宗教に染まったのは明治、大正、昭和初期くらいではなかったかと想像します。天皇陛下を唯一神として崇め奉り、その名の下、一致団結して富国強兵、そして大東亜戦争、太平洋戦争に突入していったわけです。 この時期を除けば、日本が一つの宗教というか、共通意識の下で動いた時期はなかったのではないかとktatchyは思います。国民性として、強制しない限り宗教というものは根付かないのではないか、と思います。その割にはムラ社会ですけどね、日本って。共同体としての共通意識は強いのですけど、一歩そこから外れれば、完全な部外者として扱われるようです。「村八分」という素晴らしい言葉がありますし。社会共同体における共通意識こそが宗教の側面を持っているのではないか、とktatchyは思います。これは日本独特の価値観かもしれませんが。 なので、キリスト教でもイスラム教でも仏教でもドンと来い!と思うのでした(何故ゆえに??)。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-25 22:02
| 社会
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2006年 12月 25日
みなさん、
メリークリスマス!! ktatchyです。 いやね、一応ktatchyも人間であり、日本という宗教に対して非常に寛容な社会で生きているので、時節の挨拶は必要かな、と思いましたので。 ktatchyはクリスマスにそれほど興味がある人間ではないのですが、日本という宗教に対して非常にズボラな社会で生きていますので、それなりに感じることはあります。昨日の晩は鶏肉を食べました。七面鳥かどうかは知りませんが。少なくとも牛や豚の足ではなかったと思います。今晩はケーキの一つでも食うでしょうか?それは全て我が家がどこまでクリスマスにこだわりを持っているかにかかっています。 クリスマスプレゼントなんて、もう何年ももらった記憶がありません。サンタクロースは居ると思います。居ると信じたいです。このサイトを見ている人でサンタクロースの存在を信じている人いますか?いないですかねぇ。 ktatchyは小学校1年生まで信じていました。それを打ち破ったのは英語学校の先生(神父さん)でした。 「みなさん、神様は居ますが、サンタクロースは居ません。あれは君たちのご両親です。いいですか、神様はいますがサンタクロースはいないのです」 純粋無垢なktatchyの心はダメージを受けました。宗教に対して非常に冷めた感覚を持っているktatchyですが、根底にはこういう幼児体験があるのかもしれません。 ただ、最近はクリスマスでも正月でも楽しけりゃいいかなあ、と思っています。純粋に楽しんだ方が得かな、と思いますです、はい。 ■
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by ktatchy
| 2006-12-25 16:49
| 社会
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