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自己紹介
某企業で研究に従事しています。縁あってアメリカで研究しています。 年齢:長嶋さんの背番号(たぶん) 性別:男 性格・キャラクタ :普通・・・のはず 趣味 :読書、フットボール観戦、お笑い番組を見て馬鹿笑いする。 主義:ノンポリ。譲れないものはあるかもしれない。 主張:自分は常識人だと思う。 自分の生活について思うこと :「ヒマだけど退屈していません」 好きな食べ物 :子供がすきそうなものが今でも好き。 嫌いなもの :嫌いと言える立場にない。 興味のあること :節操無く好き。八方美人ではない(使い方が違う) ブログ歴:5年経ってますな このサイトで書かれたことが本当かどうかは責任持ちません。ただ、自分では「本当だろう」と思っています。確認をとったわけではありません。 お気に入りブログ
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2012年 01月 27日
こんな記事を発見。
世界遺産候補の「古墳」、ただの「塚」だった 技術の発展により、遺跡の年代等をかなり正確に割り出せるようになってきています。今回は磁器見つかった、という話ですが、他の場所でも疑わしいものがあるのだとか。 遺跡の発掘というのは、関係する人々にかなり気を使うものだと聞いたことがあります。特に皇族に関係しそうな遺跡を発掘するのは至難の業なのだとか。当時の文書でも残っていれば別でしょうが、「あれは誰々のお墓と言われている」という伝承だけでは「ほんとうですか?」と言われても文句は言えません。 もちろん、何でもかんでも明らかにしないといけない、なんてことは思いません。どんなに頑張ってもわからないことはあるでしょう。しかし、できる限りのことをしてから「これは何々だ」と言う姿勢があっても良いのかなあ、と思うのです。ユネスコに登録するとなれば尚更。国内で言うだけなら伝承でもいいと思いますが、国外にも伝えていくとなると、客観的な証拠も必要になってくるはずですから。 2012年 01月 26日
日本で暮らしたことのある知人に言われました。
「野球をしている人みたいに見えるよ」 先週末,ktatchyは散髪をしました。家で。バリカンで。驚くくらいすっきりした髪型になりました。例えるなら,戦時中を描いたドラマに出てきそうな髪型です。「スッキリしているけど,おしゃれとはいえないよね」とは妻のコメント。 こうした理由は,一番には短髪にしてスッキリしたかったこと。散髪について色々悩まなくても済むだろうこと。こんなところです。ちなみにバリカンの代金は30ドル弱。一回の散髪代と同じくらいだそうです。日本人がやっている美容院に行くと50ドルは取られるとか。男のktatchyはバリカンで結構。 研究室での評判は上々。男の人は「かっこよくなったな」「若く見える」等々のコメントをくれました。ボスもミーティングの冒頭に「今日はニュースがある。ktatchyが髪を短くしたんだ」とコメントしており,興味があった模様。女性陣は。。。触れる人は「散髪したの?」とだけ言い,ほかの人は何もコメントなし。女性にはさほどうけていない模様。 さすがに妻の髪をバリカンでバリバリするわけにはいきません。妻の友人に美容室で働いていた方がいらっしゃるそうなので,その方にお願いする予定です。 2012年 01月 24日
今朝ニュースを見たら,また兵庫県知事がドラマ『平清盛』に苦言を呈したとのこと。なんでそんなにコメントを出すのか。話題づくりに一役買うつもりがあってやっているのか,本当に気に入らないからやっているのか,不明です。どっちにしても,政治家がするようなことではないと思いますけど。
源平合戦といえば,ktatchyが一番最初に読んだ歴史マンガは「源平の戦い」を扱っていました。たしか小学館から出版されていた本だったと思います(確認したらそうでした)。小学一年生のとき,暇つぶしに図書館にいって見つけました。 なぜこの本に目がいったかといえば,当時ktatchyはマンガが好きで,字ばかりで書かれた本はちっとも読まなかったからです。今でもktatchyは普通の本のことをたまに「活字の本」と言ってしまい,周囲の人に「何それ?」と指摘されます。要は絵がメインではない,普通の本のことです。 いまはどうかわかりませんが,小学校の図書館でマンガといえば「日本の歴史」「世界の歴史」「はだしのゲン」くらいでした。はだしのゲンはなぜか人気があって貸し出し中ばっかりでしたので,『日本の歴史』ばかり読んでいた気がします。 このとき以来,ktatchyは日本史に夢中になりました。知識はほぼマンガから仕入れていましたが,それでも日本史の授業やテストで苦労した記憶はありません。内容を暗記するくらい何度も読み返したからだと思います。いまの知識は,以前に比べるとかなりあやふやになってきていますが。 成長するにつれて,マンガで描かれていた内容が必ずしも史実と一致しないことを知りました。歴史はそんな単純なものではなく,様々な人間の意志が入り乱れている。そして,それを確認するすべはほぼないと言って良く(当人に聞くわけにはいかないですし),色々な説が活発に議論されていることを知りました。 だからこそ,かもしれませんが,歴史について書かれているものは論理的に話を展開しているケースが多いと思います。「なんでそういう話になるのか」と思うものもありますが,支持を集めるのは理路整然としているものなのだと思います。 この複雑な歴史を知るために,マンガを導入部分の資料とするのはとても良いことだと考えています。マンガを読まず,あまり知識もないまま日本史の授業を受けていたら,きっと嫌いになっていたでしょう。「なんだ,暗記じゃないか」と。実際の歴史は決して暗記物ではないです。そこには物語があり,流れがあります。流れを知った上で学ぶのと,暗記物として学ぶのとでは全然意味合いが変わってくると大人になって感じています。 話が大きくそれましたが,そんなわけで『平清盛』,そして源平合戦には思い入れがあります。マンガでは,清盛は悪人のように描かれていたと記憶しています。義経や頼朝寄りの流れだったような。『人物日本の歴史』という本もあったのですが(こちらは子供の頃に少しずつ買い,結局全巻購入しました),これでは「源義経」「源頼朝」は取り上げられていましたが,「平清盛」はありませんでした。子供心に「源氏がヒーローで,平氏は悪者なんだな」と思ったことを覚えています。 そんな清盛がどのように描かれているのか。画面が汚かろうが海が青くなかろうが,ktatchyは見ていきたいと思います。 2012年 01月 20日
ゼミに出ていると,「こういう報告がある。この報告内容から仮説を立てれば,こうであるはずだ」という話が頻繁に出てきます。突っ込みどころ満載のことが多いです。「何段飛ばしの論法なんだ,それは?」と思えることもしばしば。で,その仮説に立ってもっともらしいプレリミナリーデータが出てくることもあります。しかし,「で,それってその先どうするの?」と聞くと「うーん,難しいなあ」と考え込まれてしまうこともよくあります。
そんな中で,「自分も学生時代はそんな仮説を立てて実験していたなあ」と思い出しました。その中で当たったものが論文になりました。「こんな発見をした」と思って喜んでいたら,当時の教員に「おもしろいね。で,その後どうすんの?」と聞かれ,言葉を失って終わったこともありました。これだけわかっても話はまったく見えてこない,という事実に気づかされ,先を見据えて(論文にする)実験することを学びました。 ラボで話を聞いていると,「何段先を見てるんだ,これ?」と思うのは,それだけktatchyが現実的な目線を持っているからなのでしょう。久しぶりに基礎研究に帰ってきて,純粋にサイエンスを楽しむことが出来ていない自分を知りました。これは成長と言っても良いと思いますが,研究者としては失格かもしれません。先のことを考えずにそこにあるものを楽しめる感覚も持ち続けたいと思う今日この頃です。 2012年 01月 18日
東大が5年後を目処に秋入学を採用しようと本格的に検討を始めたのだそうです。名目としては、欧米と入学時期を同じにすることにより、国際化を促進させるのだとか。
入学時期が自分になるということは、欧米の大学と同じラインに立って勧誘をすることになります。「入学時期が違うから」という言い訳の通じない、ガチンコ勝負になります。そうなった時に、欧米の名門校と勝負する気で設定したのか。あるいは、ただ単に留学生を受け入れたいがための措置なのか。 少子化が進む未来において、入学者数は減少していきます。東大に入学する学生が減るとは思いませんが、質を維持することができるかどうかは不明です。その部分を留学生で補おうというのか。東大が動けば、多くの場合他大学も動き出します。学生確保に苦しむであろう他大学の働きかけもあったのかな、と邪推したくなりました。 それはともかく、もし秋入学が実現すれば、高校の春卒業、企業の春採用は見直されざるを得ません。空いた期間でいろいろなことができる、と謳っていますが、ktatchyはそんな希望的観測にはさほど興味を持てません。それよりも、この制度変更によって、企業採用がフレキシブルになるといいんじゃないか、と思っています。一括採用の方が企業としては楽です。しかし、不定期採用の方が相手をじっくり見ることができるのではないか、と思っています。ますます就職のハードルが上がる可能性も否定できませんが、それを乗り越えるだけのトレーニングが、国際化が進む将来においては必要かもしれません。 2012年 01月 16日
いまアメリカ全土は3連休。キング牧師にちなんだ休日が設定されています。この連休を利用して,100マイルほど遠くの観光地に行ってきました。年末の旅行ほどの激しさはなく,適度にリラックスできました。
この連休が終わり,来週は勤務先にポスドクさんがインタビューに来ます。ボスの秘書さんからメールが回ってきて,「インタビューをこの日程でやります。都合が悪い人は連絡してください」とのこと。はて,私も出席しないといけないのか??学生さんに聞いたところ,「そうだ」とのこと。そうなんですか。 ktatchyはアカデミックのポジション,平たく言えばポスドクにアプライしたことはないし,所属していた研究室にポスドクが来たこともなかったので,採用の仕組みをよく知りません。ktatchyがど素人という前提でお読みいただければと思います。 当日,まずは候補者に研究室の案内をするそうです。その後研究室のメンバー全員を相手に研究発表。ボスとランチの後は,研究室のメンバー一人ひとりとトーク。内容は研究員の研究テーマについて,だそうです。朝から夕方までみっちりやります。それが終わった後,ボスはメンバーに「どう思う?」と聞いて回り,採用するか否かを判断するそうです。これだけ時間と手間をかけてやるのか,と驚きました。隣の研究室に聞いたところ,同じようにするそうです。 そういえば,アメリカで研究職で採用される際,上記と似たような日程をこなすんだそうです。一人ひとりとトーク,という部分がチョークトークなるものに代わるそうです。どちらにしろ,これだけの手間隙を採用にかけるというのをあまり聞いた記憶がありません。ケースによるとは思いますが,自分達の仲間を迎えるのに時間をかけるのは当然だと思います。日本の企業でそれを実践するのは難しいでしょうが,少人数まで絞り込んだケースではやるべきことでしょうね。 2012年 01月 12日
勤務先では結構人が入れ替わる。自分がいるところも,自分が来るまでに何人か去り,そして何人か入った。近隣のラボも同様。入れ替わりが激しいのがアメリカのラボの特徴らしい。
大学院生もポスドクも豊富にいるわけだが,面白いなと思ったのがポスドクの進路である。2回目のポスドクがあまり受けがよろしくないのはアメリカも同じらしい。一度目のポスドク経験後,自分の付くべきポジションを得るのが普通らしい。 ただし,そのポジションがアカデミックに限定されていないところがアメリカ。PIになるほうが珍しいらしく,企業に就職する人がかなり多い。実は,企業側もポスドク経験者を積極的に採用する。新卒の博士号取得者を採用するのは珍しい,というかほとんどないそうだ。「研究者の経験を積んでいない人間を採用するのはちょっと・・・」だそうだ。 聞いた話だが,某有名製薬企業で研究者として働くには,3誌を持つくらいの業績が必要だとのこと。そうでなければテクニシャン採用なのだそうだ。この方法が正しいかどうかは別として,採用する人間を育てていく気はあまりないことが伺える。 ポスドクのキャリアパスに関して,勤務先でもかなり真剣に考えているようだ。頻繁にセミナーの案内が来る。「MBAコースに興味はないか?」とか「違う分野でPhDを活かすには?」「面接で失敗しない講座」など,多種多様なバックアップ体制を敷いている。こないだは「法律家に興味はないか?」という案内が来ていた。これだけ色々あると,企業派遣ということを棚に上げて参加してみたくなる。 以前ブログでも触れたが,博士号取得者のキャリアパスを考えたとき,どうしても「資格としての博士号の価値」に目を向けざるを得なくなる。アメリカでは博士号は一般社会で通用する,非常に付加価値の高い資格である。日本では,研究の世界でのみ通用する資格と言って差し支えないと思われる。この違いは思いのほか大きい。博士号取得者と相手が分かった後,メールに「Dr.」と付くことが多くなった。日本ではまずない。まあ,「Dr. ktatchy 様」といちいち書いてあったら変に思うが。。。 「では日本においても博士号の価値を高めればよいではないか」という話で,事実その通りだろう。だが,これには社会構造を変革させるほどの努力が必要だろう。ある資格に対する考え方を変えるのだ。一朝一夕にいく話しではない。 ここで博士号が必要な場面を,日本国内の研究分野以外で考えてみる。こうした場合,ktatchyは自分の例も踏まえて「海外でも仕事をする機会があるなら持っておくべき」と言いたい。前述したように,欧米では博士号の価値は高い。そして,これをもつ人間は研究者だけに限っていない。法律,金融,サービス業等で活躍している人も持っている。こういう人たちと交渉していくのであれば,博士号を持っていて損をすることはない。実際,ktatchyの後輩や先輩の中には,博士号取得後金融の世界で活躍している人間もいる(生物系や工学系出身者)。 「でも研究者を目指さずに博士号を取得しようなんて,日本じゃ一般的じゃないよね」という意見もあるだろう。現状では,初めからこれを目指して博士課程に入学することは稀有な例かもしれない。しかし,大学院に在籍している間であれば,研究の世界から方向転換を図ることは可能だと思う。ポスドクを5年間満了したあともそうかはわからないが,ポスドク中でももしかすると出来るかもしれない。「研究の世界からドロップアウトしろというのか?」と言われるかもしれないが,研究の世界だけにフォーカスする思考を変革しない限り,ポスドク問題も改善しないだろうし,博士号の価値も今のままだと思う。 今では自分はポスドク問題等の当事者ではない。また,もしかすると上記の内容はどっかで誰かが書いていることかもしれない。自分も書いたような気がしないでもない。。。アメリカで生活し,情報を見聞きしていくうちに感じたことを書いてみた。重複していたら申し訳ないです。 2012年 01月 11日
今朝ニュースを見ていると(Webで)、兵庫県知事が大河ドラマ『平清盛』を批判した、というニュースを見ました。曰く「画面が汚くてチャンネルを回す」「観光事業に影響が出る」「NHKに改善を要求する」だそうです。一ドラマの感想を首長が述べるのをあまり聞いたことはないですが、それは別に良いです。製作者側は、観光事業に貢献するためにドラマをやっているわけではないだろうし(旅情ものの2時間ドラマならいざ知らず)、そんなこと言われても知るか、で終わりでしょうね。
ここまでで十分恥ずかしい。最後に一番ビックリしました。NHKに改善を要求する?なんて要求するんでしょう?もっと綺麗な格好のキャラを出せ、とか神戸をもっとアピールしろ、って言うんですかね?仮にも県知事が一番組に対してそんな要求をするなど、滑稽過ぎます。もちろん悪い意味で。もしかして兵庫県は同番組の大口スポンサーなんでしょうか。ならまだ分かりますが(だからと言ってこの滑稽さの質が変わるわけではないですが)。 近いうちに「兵庫県庁に抗議電話殺到」とか「県知事が釈明会見」って記事が出そうな気がします。 2012年 01月 08日
結婚後はあまりブログの更新をしていませんでしたが,渡米後は少し更新頻度が増えてきました。でまあ,何気なく「このブログはどれくらいやっているんだっけ?」と思い,確認してみました。
2006年4月から始めているので,足掛け6年弱ということになりますね。実はこの前にも2年ほどウェブ日記をしていたので,8年になりますか。これまで33万以上の方にアクセスしていただいたようです。で,記事は1446件あります(今回も含めて)。 ついこないだ「ずいぶん長くやってるなあ」と友人に言われたのですが,確かに長い気がしてきました。ktatchyは公人ではないし,ktatchyの友人・知人で「ktatchyはブログをやっている」という事実を知っている人のほうが少なく,ましてやチェックしている人はおそらく1桁と思われます。にもかかわらず,今でも安定して3桁のアクセスが日々あることはうれしい限りであるとともに,「変なことは書けないなあ」とも思います。 思えば,最初のころは就職活動の話や趣味の話(フットボール)ばかりしていました。その中で,博士の就職活動やポスドク問題に関するエントリをいろいろ書きました。あの頃がおそらく一番アクセス数が多かったと思います。ポスドク問題はかなり盛り上がっていましたし,様々な議論が起こっていました。現在進行形で書いていないのは,最近みかける議論の内容はあの頃のものとさほど変わらないように見受けられるし,何よりktatchyが現場から離れてだいぶ経っているということもあります。 今回渡米し,改めて「博士号とは何か」「ポスドクとは何か」など,あの頃色々考えたことを再考する機会が増えています。今後はそういった関連のエントリをしていければ,と思っています。決して「アメリカってええなあ」という話にはしたくないです。それだとあの頃とあまり変わらないので。 このブログは長々と続いていますが,今後もお時間のあるときに見ていただければと思います。 2012年 01月 06日
今日はラボで初めてプレゼンしました。自分がやっている仕事の紹介だけだったのですが、共同研究の経緯、ここまでの成果、そしてktatchyがここに来てやろうとしていることを紹介しました。
何人かの日本人にアンケートをとったところ、「原稿を丸覚えするのがよい。無理なら、パワポでカンペを見れるようにするべきだ」という意見が多かったです。原稿を丸覚えするのはktatchyの哲学に反するので、後者の意見を採用しました。英語が酷すぎると「ktatchy、何を言っているのかわからん」と言われかねないので。 臨んだ本番、 カンペが見えません。。。 どうも設定がまずかったらしい。パワポ2003は発表者ツールが使いづらくなっている様子。デモを十分にしておく必要があることを知りました。発表内容は頭に入っているので、それを英語で発表することに。自分で拙いなあ、と思う箇所はいくつかありましたが、質問には答えられたし、ボスも最後まで怒らなかったです。終了後、多くの人にgood jobとかnice jobと言われました。お疲れ様って意味合いもあるでしょうが、ここは素直に喜んでおきたいと思います。 次回以降は具体的な進捗を問われるプレゼンになると思います。厳しい質問も来るでしょう。頑張りましょう。 同じミーティングで、研究費の使い方を話し合うことに。出向先は結構裕福なラボだと思うのですが、それでも研究費はキュウキュウらしく、「どうやって節約するか」を話し合ってました。 ボスが途中で一言。 「一番金がかかってるのは何か知ってるか?」 みんないろいろなことを言います。ktatchyはわかってましたが。ボスは言いました。 「人件費が一番高いんだ。個々人がグラントを取ってくれば、問題は解決する」 一同沈黙。。。 そんな空気の後に私は発表したのでした。 2012年 01月 04日
今日は仕事初め。そんなに人のいないラボで,2日後に控えている発表の準備。資料は大体オッケー。原稿を書くべきか,書かざるべきか,それが問題だ。。。
ヤフーニュースを見ていると,面白そうな話題が。 Player preferences among new and old violins アブストしか見ていませんが,21人の実力あるバイオリン奏者に新しいバイオリン,そしてストラディバリ等の名器をそれとわからないようにして演奏してもらいました。「どの楽器が良い音色を奏でましたか?」と聞いたところ,もっとも評価が高かったのは新しいバイオリン,もっとも評価が低かったのはストラディバリだったとのことです。 ヤフーでは「名器と現代の楽器の音色に差がない?」と銘打っていますが,さて,そこまで言って良いかなと思います。音色を判断したのは奏者であり,音色を聞くべき観客の主観は入っていません。観客も新しい楽器による音色のほうを評価した場合,「古い楽器の価値はいったい何なの?」という話になりそうですが,そこまですると過激すぎるでしょうか。。。 この結果より,以下のことを考えました。 ・演奏者は音色の良し悪しを理解していない ・試験に参加した奏者が未熟である ・音色の良し悪しに絶対的な基準などない ・楽器の価値がどう設定されているのか考え直すべき もちろん,古い楽器が駄目だなんて暴論をここで述べるつもりは全くありません。歴史的価値を考慮すべきですが,楽器としての価値については再考すべきではないか,そんなことを考えました。 「価値ある名器だから,現代のものより良い音色が出る」という思い込みがある,という考え方が音楽界に浸透しているのかどうか知りません。音楽界でも歴史的価値に重きを置いていて,音色そのものは現代のものもすばらしいと考えているかもしれません。 芸術には絶対的な尺度というのは元来存在せず,個々人がどう感じるかというところが一番重要だと思っています。今回の結果は,そんな考えを補強してくれそうな気がしています。 2012年 01月 02日
新年,あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
思いがけずアメリカで新年を迎えることになったわけですが,これもまた面白い経験だと思っています。カウントダウンライブは凄いし,街の中心地では夜遅くまでイベントが続いていたようです。 しかし,夜が明ければまるで何事もなかったかのように静かです。有名な話ですが,アメリカでは1月1日だけが休みで,2日から仕事が普通に始まります。今年は元日が日曜日であった関係で,3日から仕事開始ですが。1日は家族との時間をゆっくり過ごす日のようです。 初詣という習慣はないようです。ktatchyが知らないだけ,,,ということはなさそうです。家の近所に(車で10分程度)行ったところにお寺があるのですが,そこに初詣に出かけたところ。。。 閉まってました。 完全に門がピシャっと。寺社にとって正月三が日は一年の中でもっとも重要と思われる期間のはずですが。。。 そんなわけで,正月を感じたのはお餅を食べているときぐらい。7個食べました。少々重たいなあ。 そんなこんなで平和に過ごせています。 2012年 01月 01日
もう日本ではとっくに新年を迎えているかと思いますが。。。こちらはまだですので。一年を振り返ろうと思います。
今年の大きな出来事は、何と言っても海外への異動です。自分が海外、しかもアメリカで生活することになろうとは思ってもいませんでした。日本大好きで、しかもドメスティックに生きてきた身としては、かなり大きな転機になりそうです。 今のところ、大きなトラブルもなく暮らせています(日本でもなかったですが)。海外にいると、自分が日本人であるということを強く意識します。言語はもちろんですが、考え方や習慣に日本の特徴を感じずにはいられません。そして、それは容易に変えられるものではなく、やはり自分は日本人なのだと思うのです。 来年はどんな年になるでしょうか。日本は相変わらず変わらないのでしょうか。震災から復興していくためには、ドラスティックな変化が必要だと外から見ていると感じます。アメリカは変わろうともがいて、今のところ変わっていません。日本はもがかずにかわっていないように見えます。実際の行動が目に見える形で表に出てくるのか、それに期待しています。自分にも言えることですが。 今年一年、お世話になりました。良い新年をお迎えください。 2011年 12月 30日
日本は今年の瀬で、大掃除やらなんやらで大変なんだと思います。ちなみにktatchyはまだ旅行中です。明日帰宅する予定です。
ちなみにアメリカは、ところによってはまだクリスマスソングが鳴り響き、クリスマスツリーのライトアップが続いています。大掃除という習慣はないそうです。 よく考えてみると、日本はクリスマスという西洋の習慣を迎えた直後に正月という極めてアジア的なイベントの準備をせねばならないわけで、そこには半強制的な思考の切り替えが必要になります。一方、アメリカではそんな作業は、乱暴に言ってしまえば必要ありません。今回行った観光スポットでも、職員の多くはサンタさんの帽子を被っていました。 こう考えると、クリスマスをとても重要な家族のイベントと捉える文化を多少なりとも理解できる気がします。 さて、今年は個人的に大変大きな変化のあった年でした。慣れ親しんだ土地を離れ、国外へ移住したわけですから、一人暮らしの開始など比較にならない変化です。結婚の変化に比べればマシな気はします。 暮らし始めた頃は「全然やっていける気がしない」と思っていましたが、4ヶ月が経過して何となく生きていけそうな気がしてきました。英語も徐々に理解できるようになってきています。研究の雰囲気にも慣れてきました。現地の友人はまだ全然増えていませんが、それは来年からですね。 アメリカでの生活は楽しかった、と多くの留学経験者が仰っていましたが、それは理解できます。確かに楽しいと思います。しかし、そう思うのは短期滞在だとわかっているからかもしれません。実際こっちでPIとしてやっていくのも、現地企業でやっていくのも、相当に厳しい競争を勝ち抜かねばなりません。日本以上に過酷だと思います。なあなあとかあんまりないし(あるとこにはあるようですが)。 ただ、こっちの場合はキャリアは連続しやすいという利点があります。研究職の経験は違う職種でも重要視されるし、PIがどっかの企業に就職することだってあります。キャリアパスの多様性がこの国の底力を支えている気がします。格差の拡大にも貢献しているのでしょうが。。。 日本も人材の流動性が向上していると言われていますが、実際のところ流動しているというより、同じところをくるくる回っている遊園地の流れるプールのような状態ではないかと感じることがあります。水の入れ替えがひつようだと思うのですが。。。。 明日は再び車で長距離移動。頑張ります。
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